志布志市でいにしえのスポットを探訪しよう

地域に根付く厚い信仰

鹿児島県志布志市は、聖武天皇の発願で創建されたと伝えられる宝満寺をはじめ多くの寺院があり、藩有数の寺のまちといわれていました。海運業を生業にしてきた人々の安全への祈りと、貿易の財に裏打ちされた経済力に支えられ、厚い信仰が育まれました。

宝満寺はお釈迦祭りで有名

志布志市の信仰の中心だった宝満寺は、奈良時代創建の勅願寺です。奈良西大寺から招来した本尊の如意輪観音に参拝者が後を絶たず、西海の華と称されました。江戸時代には、薩摩三名刹の一つとしてにぎわいました。現在はその跡が残されています。
また宝満寺といえば、お釈迦祭りが必見です。釈迦の誕生を祝う江戸時代からのお祭りで、釈迦像に甘茶をかけ無病息災を願う仏会、花嫁を乗せたシャンシャン馬行列や踊り連などでにぎわう、県内3大まつりの一つです。

厳かな雰囲気を感じられる本堂

室町時代創建で、かつては臨済宗十刹であった大慈寺も有名なスポットです。大慈寺書院に隠居していた柏洲和尚は、幕政改革を目指す島津久光の密使を務めており、西郷隆盛や大久保利通からは師と仰がれ、明治維新に大きな影響を与えたといいます。
門前の金剛力士像は廃仏毀釈で土中に埋められたもので、再興の際に掘り起こされました。書院は難を逃れた県内では珍しい仏教建築で、功績のある柏洲和尚への配慮からといわれます。現在の本堂建設には薫陶を受けた松方正義や近衛文麿らも協力しました。

外洋を生かした交流をうかがわせる

志布志市のまち角には、角地蔵と呼ばれる地蔵菩薩が祭られ、江戸時代には20体を超えていました。これほどたくさんの地蔵を祭った例は、県内ではほかにはないといわれています。これらは他地域の風習を取り入れたものとされ、外洋を生かした交流をうかがわせます。

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